転職エージェント(人材紹介会社)において、求職者獲得と同様に欠かせないのが求人の獲得です。しかし、競争も激しいため求人開拓に苦労している企業も少なくありません。本記事では、転職エージェントにおける求人開拓の具体的な方法やポイント、効率的に求人開拓したい方におすすめのエーナビをご紹介します。求人開拓にお悩みの方はぜひご覧ください。
求人開拓の方法はどうやればいいのか
アウトバウンド営業
インバウンド営業(反響営業)
アウトバウンドでの求人開拓の方法
インバウンドでの求人開拓の方法
まだある求人開拓の方法
求人開拓の効率化には求人プラットフォームの活用が有効
求人開拓は、大きく分けるとアウトバウンド営業とインバウンド営業の2つの方法があります。
アウトバウンド営業とは、自発的に企業にアプローチをして求人を開拓していく方法です。主流なのは、DM、テレアポ、フォーム発送です。
メール、郵送またはFAXで、企業にダイレクトにアプローチする方法です。やみくもに送るのではなく、自社の抱える求職者とマッチする企業にターゲットを絞ってアプローチして効率を高めましょう。
テレアポ(電話営業)も、一般的な求人開拓手法の一つです。転職サイトなどの求人媒体や、人材紹介会社のサイトに掲載されている企業をリストアップし電話をかけてアプローチしていきます。
コーポレートサイトに設置されている、問い合わせフォームを活用してメッセージを送る方法もあります。開封率が高いため人気のある手法ではあるものの、受け取った企業からクレームが来たり自社の印象が悪くなってしまったりする可能性も。フォーム送信前には、営業活動禁止などの記載がないか必ず確認しましょう。
反響営業とも呼ばれるインバウンド営業は、企業側から問い合わせをもらう営業手法です。そのためには、Web広告やオウンドメディア、チラシなどで情報を発信する必要があります。
Web広告は、リスティング広告、SNS広告、アフィリエイト、ランディングページ(LP)などです。興味・関心に沿った広告を表示できるため、高い効果が期待できるでしょう。詳しくは、インバウンドでの求人開拓の方法で解説します。
オウンドメディアとは、自社が運用するWebサイトやブログなどのメディアを指します。広告と違いメディアを削除しない限り、掲載し続けられるのが特長です。
続いて、アウトバウンドでの求人開拓の方法を詳しく解説していきます。
転職サイトや転職エージェントのサイトに掲載されている企業をピックアップしてリスト化し、テレアポやDM発送、フォーム送信を通じてアプローチしていく方法です。手間はかかりますが、募集中の企業なので条件などがマッチすればとんとん拍子に話が進む可能性もあるでしょう。
採用情報を出している企業にアプローチするのも一つの方法です。手間はかかりますが、開拓したい企業を探していくので見つけられたら絶好のチャンスとなるでしょう。
しかし、アウトバウンド営業のデメリットもあります。
まず、名簿(リスト)の入手に費用がかかるという点です。アウトバウンド営業では、営業先の名簿がとても重要になりますが、自ら作成するとなると膨大な時間が必要になります。そのため名簿が購入できれば営業先を探す手間が省けてとても便利ですが、もちろんそれには費用がかかります。
営業が、本来の営業業務以外の情報収集などに時間をとられてしまうのもデメリットでしょう。情報収集担当を置き、営業と連携をとって進める必要があるかもしれません。
そして、とにかく非効率というのがアウトバウンド営業のデメリットです。どれだけ労力やコストをかけても、それに見合う求人獲得につながるとは限らないのが辛いところです。
それでは、先ほどお伝えしたインバウンド営業(Web広告・オウンドメディア)の求人開拓の方法を具体的にご説明していきます。
まず、Web広告を活用した求人開拓の方法です。
リスティング広告とは、GoogleやYahoo!などの検索エンジンと連動して表示される広告のこと。検索連動型広告とも呼ばれ、確度の高いユーザーに広告を表示できるのが特長です。
SNS広告とは、Instagram、Twitter、Facebook、TikTokなどのSNSに広告を掲載する方法です。株式会社 ICT総研の調査によると、2022年末の日本のSNS利用者は8,270万人に達する見込みで、その普及率はなんと82%にのぼります。※1 近年では公式アカウントを持つ企業も増えており、求人開拓などビジネスにおいてもSNSの活用は非常に有効な手段の一つと言えるでしょう。
成果報酬型広告とも呼ばれるアフィリエイトは、個人のブログや企業のサイトで宣伝してもらう方法です。結果につながるかどうかは、その個人・企業の力量に左右されることと、どの時点で報酬が発生するかを事前に決めておくのが注意点です。
自社が運用するWebサイトやブログなどのオウンドメディアを通じて、問い合わせや資料請求につなげるのもインバウンドでの求人開拓の方法です。
有益な情報を掲載した記事を公開してターゲットを自社サイトに誘導し、問い合わせにつなげるというのが理想です。しかし、自社サイトに集客するのは簡単なことではないので、マーケティング分析は必須。そのため、効果につながる記事を作成するために専門業者に委託したり、コンサルティングサポートを受けたりする企業も少なくありません。
メールマガジン(メルマガ)で有益な情報を配信して、問い合わせにつなげるというのもいいでしょう。こちらも配信内容やタイミングなどがポイントになります。他社のメールマガジンに有料で掲載してもらうという方法もあります。2022年1月時点の調査結果によると、メール平均開封率は37.42%です。
ホワイトペーパー(WP)とは、ノウハウや調査データ、ツール・テンプレートなどお役立ちコンテンツを指します。すぐに求人獲得につながらなくとも、有益な情報を提供して良い関係性を築き、アプローチできる状態を保っておくのがポイントです。記事やメールマガジンの併用するパターンがほとんどです。
インバウンド営業のデメリットは、大きくわけて2つあります。
まずは、当然ではありますが費用がかかるということです。例えば、リスティング広告は月額20万円~、アフィリエイト3万円~が目安です。オウンドメディアを新規に立ち上げる場合には、ある程度作りこみ集客できるものにしたい場合は、100万円以上かかることもあります。
製作工数がかかることも忘れてはいけません。結果につなげるためには、Web広告もオウンドメディアもきちんと作りこむ必要があり、それなりに時間がかかります。記事内容の判断には人材紹介の知見、SEO・EFOといったネットマーケティングの知識が必須になりますので、専任の担当者を付けるか外部委託する必要が出てきます。
これまでご紹介してきたアウトバウンド・インバウンドに加え、まだまだ求人開拓の方法はありますので、ご紹介していきます。
これまでの人脈を活かし、既存顧客から紹介してもらうのもいいでしょう。そのためには、競合他社より優秀なエージェントだと期待してもらうことや、日頃から良好な信頼関係を築いていることが求められます。
「優秀な求職者がいるのにマッチする求人がない」といった場合に、エージェント同士で協力する方法です。自社と異なる強みを持つエージェントと契約を結べば、Win-Winとなるマッチングが期待できるでしょう。
求人データベースを利用するのも一つの方法です。自社でリストを作成しなくても、大量の営業先を一度に確保できます。データーベースの料金体系は月額+入社時に成果報酬のところが多いようです。
それでは最後に、効率的に求人開拓をしたい方におすすめの求人プラットフォームをご紹介します。求人プラットフォームとは、求人データベースを含むエージェント支援のクラウドサービスです。
求人プラットフォームは、費用を支払えば原則どなたでも利用できるので、すぐに求人を獲得したい方にもぴったりです。
自ら求人開拓をしなくても、大量の有効求人を一度に入手できるのも嬉しいポイントでしょう。
営業先のリスト作成や訪問なども不要なので、効率的に求人開拓したい方には特におすすめです。
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