自社の採用サイトを放置すると思ってもないリスクが!更新の負担はどう減らせばよい?

母集団形成

求職者にとって企業HPは、応募を検討している企業の仕事内容や待遇などを把握することに加えて、社風や社員の雰囲気を感じ取るツールとして大きな役割を果たします。Webサイトの更新が滞っていると、「人手が足りなくて管理体制が整っていないのでは?」、「経営状態は大丈夫?」といった懸念が生じてしまう可能性も。求職者の応募意欲を高めるためにも、採用サイトには常に最新情報を掲載しておくことが大切です。

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頻繁な採用サイトの更新は手間が…何を優先したらいい?

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求職者は、「自分が受けようとしている企業がどんな会社なのか?」ということを気にしています。また、自分たちの会社が「何を大事にしているのか」をしっかりと伝えることで、同じ価値観の求職者が集まりやすくなります。企業にとっても求職者にとっても、Webサイトの情報は多いほうがいいでしょう。

しかし、多ければ多いほど、当然ながら更新作業が大変です。ここでは、企業HPで「これさえ押さえておけば安心」のポイントをみていきましょう。頻繁に更新することが難しい場合でも、優先順位をつけて、重要な情報はしっかり載せておきたいものです。

会社のビジョン・理念

  • どのようなサービスで社会に貢献しているか
  • 会社として大事にしている価値観
  • 社員にどのように働いてほしいと思っているか、また、その実現のために取り組んでいること

会社のビジョンや理念をしっかりと伝えることで、その想いに共感した人材が集まりやすくなります。変更があればすぐに更新する必要がありますが、頻繁に変わるものではないので、あまり手間はかかりません。

待遇・人事評価制度、人材育成制度

  • 勤務時間、休日、福利厚生、昇給・賞与
  • キャリアパス
  • 評価制度

こちらも、求職者にとっては重要な項目ですが、頻繁に更新するケースは少ないでしょう。

ひと目でわかる「会社にまつわるデータ」

  • 平均残業時間
  • 男女比
  • 育休や休暇取得率
  • 副業率
  • 離職率
  • 昇給額など

近年はこうしたデータを公開する企業が増えており、求職者の検討材料のひとつになります。できればテキストで書くよりも、グラフやイラストなどを使ったインフォグラフィックを取り入れたほうが、華やかで印象に残りやすくなります。基本的に、1年に1回程度の更新で済むでしょう。

ひとまず後回しでもOK!余力があれば更新したほうがいい情報

以下は、時間があればぜひとも更新・追加したいポイントです。

募集職種や募集ポジションが書かれた専用ページ

まずは、募集要項やジョブディスクリプションが掲載されている専用ページ。時間がなければ、現在掲載中の求人サイトのリンクを貼るなどして誘導し、募集終了後にリンクを外すだけでOKです。余裕がある場合は、やはり公式企業HP内でしっかり専用のページを作っておいたほうがいいでしょう。

ただし、更新しないと、「まだ募集している」と勘違いして履歴書等を送付する応募者が出てきてしまう可能性も。更新できる自信がない場合は、手をつけないほうが賢明です。

社員インタビュー

社員インタビューは、先輩社員の雰囲気や採用後のイメージを捉えやすく、効果の高いコンテンツです。面接時にもインタビューを読んだかどうかで、求職者の志望度の高さを判断できます。また、共感するポイントから求職者の価値観を知る一助にもなることから、余裕があれば導入を考えてみてください。

まとめ

採用サイトを充実させることは、求職者に活発な企業活動を示すことにつながります。そのため、情報が古くなると自社のイメージもなんだか脆弱なものに。Webサイト上でしっかりと自社の魅力を伝えることは、立派な企業のブランディングです。なおざりになっているなら、採用サイトから見直して、求職者に対して魅力づけをしていきましょう。

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