この人は譲れない!ライバル企業に採用競争で打ち勝つためにすべきこと

選考辞退
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「優秀な人材は、どうせ大手に取られてしまう」という中小企業の経営者がいますが、そうとも限りません。「もっと裁量権を持って活躍したい」「将来のために経営を学びたい」と、むしろ中小企業でこそ能力を生かせそうな求職者も存在します。ただし、そういった志の高い人材は、当然他の中小企業も欲しがります。どうしても欲しい人材がいる場合、どうすれば採用競争に勝てるでしょうか?

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自社の魅力を求職者の心に響くよう伝える

まずは、自社の魅力を求職者に的確に伝えることが重要です。

それには、「●●業界のシェア率No.1」「●●の特許を持っている」「成長率●%」など、実際のデータや数値で自社の安定性や伸び率をアピールすることが基本です。ただし、それは多くの企業でやっていることであり、ある意味やって当然。他社に打ち勝つためにはさらに、

  • 規模は小さいながらも○○○の理由で、我が社の事業は安定している
  • ○○○と現代社会のニーズとが一致しているため、我が社の事業は今後一層伸びていく
  • 我が社のサービスが広まることにより、社会問題である○○○が改善され、社会的な意義がある

などと、他社とは異なる自社の魅力を、求職者の心に届くよう伝えなければいけません。そのためにも、その裏付けとなる「○○○」の部分を明確にする作業が必要となります。

最近の求職者、中でも市場価値の高い優秀な人材は、企業や事業の社会的な存在意義を重視する傾向があります。自社の社会的意義を求職者に伝えられれば、「自分もその一助になりたい」という意欲につながり、応募対象として検討してくれるでしょう。

なお、大手企業で年功序列の場合、上の年次の人材でポジションが埋まっていて昇進しにくかったり、完全に分業されていて、裁量の大きな仕事ができなかったりすることが往々にしてあります。中小企業では、部署をまたいで活躍できたり、社員の裁量が大きかったりする点は「当然のこと」と思っているケースも多くありますが、活躍の場を求める求職者からすれば極めて魅力的です。忘れずアピールしましょう。

ただし、なかなか人材が定着せず、「いつでも人手不足」の企業が「裁量がある」と大々的にアピールしているケースが数多くあります。そのため、伝え方によっては、求職者が「単純に人がいなくて一人で何でもやらないといけないブラック企業では……?」と心配する可能性も。例えば、「会社が次の成長ステージに入っているため」といったように、裁量が大きい理由をしっかり説明する。あるいは、「丸投げするわけではなく、見守って責任を取れる上司がそばにいる」などとサポート体制があることをあわせてアピールするなどして、応募者の不安をなくしましょう。

求職者への評価を具体的に伝える

自社の魅力をうまく伝えられたら、応募者やスカウトしたい人材の魅力を十分に把握し、評価していることを伝えましょう。

例えば消費税率の引き上げなどで外食離れが進む中、こまめなニュースレターの配信や来店回数に応じた特別サービスの提供などで高いリピート率を上げている飲食業界からの求職者を「ぜひ採用したい」と考えたとしましょう。

「〇〇様のニュースレター配信や特別サービス提供の取り組み、素晴らしいと思います。その能力を、ぜひ我が社の事業で生かしていただきたいと考えています。業界は異なりますが、現在我が社にはあなたのように企画力と実行力を兼ね備えた人材がおらず、マーケティング部門の即戦力として非常に期待しています」

……などと、具体的かつ明確に伝えます。

  1. 求職者のどのような点を魅力だと思ったのか
  2. 現在の自社の現状はどうなのか
  3. その現状に対して、求職者のこれまでの経験や培ってきた能力をどのように生かしてほしいと思っているのか

を論理的に説明することで、入社後の活躍イメージを描いてもらいやすくなり、求職者の心に響く可能性がグンと高まります。

全社一丸となって口説く

自社の魅力と求職者への評価をうまく伝えることができ、選考が進み始めたら、最後は全社が一丸となって求職者を口説いていきましょう。

「応募者と会うのは面接官だけ」とするのではなく、現場の社員や複数の役職者と接する機会を設けることが大切です。可能なら会社のイベントや部署の飲み会などに参加してもらうといいでしょう。フランクな雰囲気の中での接触は、どんな人と一緒に働くのか、自分の意見をきちんと聞いてくれそうな上層部なのかといったことを、実感してもらいやすい利点があります。

当然この作戦を成功させるには、社内への根回しが重要。求職者に接触してもらう現場社員や役職者たちに対し、どういったポイントを求職者にアピールしてもらいたいのかなどを、事前に伝えておく必要があります。

なお、求職者がマネジメント職として入社するケースでは、心理的に抵抗を覚える既存社員もいるでしょう。その人が入社することによって既存社員がこういった面で仕事がしやすくなるなどのメリットをあらかじめ伝えておくことで、余計な軋轢を回避することができます。

まとめ

風通しの良い中小企業だからこそ、優秀な人材を、全社一丸となって口説きにいけることは、大きな強みでしょう。並み居るライバル企業に打ち勝つためには、「この人!」と思う優秀な人材を見つけたら、どんなに忙しくても全力でかかっていくべきです。

場合により、求職者サポートがある採用サービスの利用も検討しましょう。サポートを介すことで、求職者の本音を引き出しやすい利点もあります。条件面ではなく、やりがいや活躍できる環境を転職先選びの優先条件にしている人なら、こういった採用手法が一層有効です。

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