【新任人事必見!】中途採用のメリット・デメリットと導入準備

母集団形成

即戦力が欲しいけれど、中途採用の経験もないし、やり方もわからない……と二の足を踏んでいる採用担当者もいるのではないでしょうか。今回は、中途採用ならではのメリット・デメリットについて紹介します。

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中途採用のメリット

まずは、中途採用の主なメリットからみていきましょう。

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■短期間で採用が可能

中途採用は基本的に自社の状況に応じて、いつでも採用活動をスタートさせることができ、状況をみながら柔軟に対応していくこともできます。早ければ数週間で採用が決まることもあるでしょう。また、原則として4月入社の新卒採用とは異なり、入社時期が調整もしやすい点も大きなメリットです。

■即戦力になる人材を採用できる

特に中小企業の場合、中途採用では必要な部署に必要な人数だけ補充することになるでしょう。応募者のポテンシャルではなく、過去の職務経歴や実績などをもとに選考を進めていきます。すでに持ち合わせているスキルをみて採用できるので、即戦力としての活躍が期待できるでしょう。

■自社にないノウハウを吸収できる

同業界・同職種から転職してきた場合はもちろん、異業種・異職種の人材を採用した場合も、これまでにない発想やノウハウで、事業が成長するチャンスが生まれやすくなります。自社にないノウハウを取り入れることができたり、既存社員のアイデアと掛け合わせて斬新な企画を生み出すことができたりと、シナジー効果を生み出す可能性があるでしょう。

中途採用のデメリット&注意点

一方で、中途採用にも当然ながらデメリットが存在します。注意すべきポイントを知っておけば、デメリットを減らせることが多いので、注意点も合わせてみておきましょう。

■人口ピラミッド問題

社会人経験のある即戦力を確保しようとすると、どうしても年齢が高めになります。人口ピラミッドのトップ層である管理職世代が多くなると、ポジションが空かず、昇給もストップ。若手のモチベーションが低下……という危機的状況に陥るリスクも。「適正な退職率」を設定し、適度に社員の流出入をコントロールするなど、気を配る必要があります。

■新しい企業文化になじめない

中途採用者がこれまでのやり方に固執し、新しい企業文化になじめず、結局すぐに退職……という残念な結果になることもあります。こうした事態を招かないためにも、現場はもちろん、人事からの入社後のフォローは必要不可欠です。

■大量採用が難しい

売り手市場の昨今、優秀な人材が転職市場に出てくるケースはまれであり、特に一度に多くの人材を採用しようと思うと非常に難しいのが実情です。最近では、中途採用の募集で苦労した中小企業が新卒採用に切り替えるケースも増えてきています。自社にマッチした採用手法を検討することが重要でしょう。

■提示する報酬をしっかり検討する必要がある

特にハイクラス層を中途採用する場合、報酬が高額になります。入社後にミスマッチが生じた場合、給与が高いと会社に与えるダメージも大きくなるため、給与決定は特に慎重を期さなければなりません。前職の給与をもとに中途採用者の給与を決める場合もあれば、自社の給与テーブルに沿って決める場合もあります。上長・経営者と相談し、しっかりと相談しておきましょう。

■採用手法が多様で複雑化しやすい

新卒の一括採用と異なり、中途採用では個々に求めるスキルが多様なため、募集部署でないと必要な採用要件を判断できないケースもあり、マッチング作業に手間がかかります。自社での対応が難しい場合は、ニーズに合致した採用サービスを利用するとよいでしょう。

中途採用の導入には準備が肝心

中途採用のメリット・デメリットを考えた上で、いざ導入を決めたら、入念な事前準備が必要になります。簡単にみていきましょう。

事前準備

まずは自社の情報を整理し、明確な採用基準・採用要件を立てましょう。

中途採用の応募者は、自身の経験が活かせるか等、応募先をじっくり吟味しています。職務内容を詳細に記載し、「選ばれる求人票」を作成しましょう。また、入社後のミスマッチを防ぐためにも、現場と採用担当者の間でブレのないよう「欲しい人材像」をしっかりすり合わせておくことが重要です。

また、「デメリット&注意点」でも挙げたように、中途採用者の処遇については、事前に社内でよく話し合っておきましょう。

書類選考・面接の準備

中途採用の選考を始める前に、以下を再確認しておきましょう。

■書類選考対策

中途採用の場合、新卒採用とは異なり、経歴詐称やブランクがないか等を入念に確認しておく必要があります。また、最近の傾向として、「手書きの志望動機」など手間のかかる書類選考を課すと、応募が集まりづらくなり、採用という最終目標から遠ざかってしまうこともあるので気をつけましょう。

■面接対策

中途採用の面接では、応募者の過去の実績について深掘りする必要があります。新卒採用とは異なるため、事前に質問をしっかり準備しておきましょう。特定のスキルを必要とする部署の場合は、現場の担当者を面接に同席させるとよいでしょう。また、面接は「企業からのアピールの場」であることも意識し、自社の魅力を伝えることも忘れずに。

■社内のスピーディな連携

中途採用の応募者は面接を掛け持ちしていることも多いもの。タッチの差で、他社から内定を出されてしまった……という残念な話も耳にします。「良い人材だ」と思ったら、スピーディに役職上位者につなげる段取りをあらかじめ組んでおくと良いでしょう。

まとめ

中途採用について、さまざまなメリット・デメリットをみてきました。中途採用に踏み切ろうと思ったら、まずは自社の情報を整理し、採用基準・採用要件を明確化しましょう。念入りな事前準備が成功の秘訣です。

また、人事のリソース不足により対応が困難な場合でも、採用活動を幅広くサポートしてくれる採用サービスを上手に選べば、人材のマッチ率やコストの問題等は解消できます。諦めずに検討してみましょう。

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