上司を説得できる「適正な採用コスト」の考え方とは?

コストダウン
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キャリコネ転職 丸投げプラン」を検討している人事担当者のなかには、「コストが高い!」と上司・経営者からの反対に遭っている人もいるのではないでしょうか。「安く採用しろ」という意見に対しては、ターゲット人材の適正な採用コストをしっかり説明する必要があります。そして、その採用コストを見極めるためには「採用難易度」、「採算ライン」、「人材を見つけるコスト」の3つの視点が必要です。

「採用難易度」を提示するには

まず、ここでの採用ターゲットの例として下記のポジションを想定してみましょう。この人材の採用難易度はどれくらいでしょうか。

  • 業種:IT業界
  • 職種:営業職
  • 年齢:20代後半~30代前半
  • 入社後のポジション:営業マネージャー
  • 提示予定年収:年収600万円~

「年収600万円なら応募も集まるはず」「以前はこのくらいで採用できた」など、想像や過去の成功事例に基づく判断は禁物。有効求人倍率や求人メディアの平均応募数など、数字に基づいて考えるのが鉄則です。

例えば、パーソルキャリア株式会社が発表している転職求人倍率レポート(2019年7月18日発表)(https://doda.jp/guide/kyujin_bairitsu/ および https://doda.jp/guide/kyujin_bairitsu/data/)によると、2019年6月の営業職の求人倍率は2.26倍なので、求職者1人が2求人以上を選べる状況です。また、業種別で見てもIT業界は6.71倍。つまりIT業界の営業職は求職者優位の売り手市場であり、「採用難易度が高い」とはっきり言えることが分かります。

ターゲット人材がもたらす利益から「採算ライン」を把握する

仮に上記の人材を「キャリコネ転職 丸投げプラン」で採用した場合、きちんと採算が取れるのでしょうか? ターゲット人材が入社後にもたらす利益をもとに考えてみましょう。

まず人件費は、社会保険料や交通費、貸与PCの用意といった諸々の費用を考慮し、ざっくりと「年収×1.3倍」で計算します。

【人件費】

・営業マネージャーの人件費:

600(万円)÷12(か月)×1.3=65(万円/月)

ひと月当たりの人件費は、約65万円と考えられます。

また、採用コストは、以下のように計算します。

【採用コスト】

キャリコネ転職丸投げプラン(レギュラー)を利用した場合

・80万円+120万円(成果報酬:理論年収600万円×20%)

合計で200万円です。

では、1か月の売上を最高800万円と仮定して、採用費・人件費と売上の損益分岐点を探ってみましょう。無論、研修期間などもあって、入社後すぐの活躍は見込めませんから、3か月目から徐々に売上が発生していくものと試算してみます。

スライド1

スライド2

スライド3

この場合、上のグラフのように、7か月目で採用コスト+人件費を回収し、利益に転じます。「研修が充実しているので、入社2か月目から売上を出せるはず」というのであれば、より早い段階で採算が取れるはずです。

ここで大切なのは、自社の目標達成に対して、その人材が本当に必要かどうかを見定めること。場合によっては、営業マネージャー1名ではなく、採用難易度の低い若手の現場メンバー2名を採用するほうが有効なケースもあります。ターゲットとする人材の条件を下げれば、母集団を形成しやすくなり、成果報酬額を下げることもできます。

ただし、条件を下げれば、その人がもたらす売上・利益の規模感が小さくなり、育成までに時間がかかることも予想されます。事業計画の目標達成に悪影響を与える可能性もあるので、慎重に判断しましょう。

「採用ターゲットを見つけるコスト」を抑える

最後に考えるべきポイントは、「採用ターゲットを見つけるコスト」です。

事業計画において必須の人材であれば、採用担当者としては是が非でも採用しなければなりませんが、優秀な人材ほど転職市場に現れにくいという現実があります。そのため、さまざまな手法を用いて人材を探しにいかなければいけません。しかし、採用広告費はもちろん、選考フォローや求人作成の手間増加による採用担当者の人件費も含めると、多大なコストがかかります。

では、先ほども例に出した「年収600万円の営業マネージャー」を採用する場合、どの採用サービスを利用するのがいいのでしょうか? 支払う費用はもちろん、メリット・デメリット、採用確度なども踏まえて比較して表にまとめました。

  費用 募集期間

今回の募集ポジションに対して

傾向と特徴
求人サイトに掲載
(求職者の自主応募)
約60~180万円前後

※前課金
2週間~6週間程度 ×
  • 人気職種であれば応募数を集めることに向いている
  • 採用難易度が低く、大量募集をする場合は、費用対効果が高くなる
  • 掲載期間が短いため、ハイレイヤーポジションの場合は応募数を集めることが難しい
  • スキルマッチした求職者からの応募があるとは限らない
  • 上位プランにしなければ求職者の目に留まりにくい
人材紹介会社 約210万円

※成果報酬35%の場合
期間の定めなし
  • ハイレイヤーの人材は探しやすい
  • 年収提示が高くなればコストがかさむ(採用難易度が高ければ、35%超の成果報酬率である場合も)
  • 面接設定、求職者フォローもやってくれるので、採用担当者の手間がかからない
スカウト配信サービス 約60万円~

※求人サイトに原稿を掲載したら無料で使える場合もあれば、スカウト配信利用そのものが前課金、成果報酬型等、サービスにより課金形態が異なる
2週間~1年間程度(サービスによって異なる)
  • 企業が直接、採用要件にマッチした人材を探して魅力をアピールできる
  • スカウトした人材の転職意欲が高いとは限らない
  • 採用担当者の手間がかかる(候補者抽出、レジュメ確認、スカウト文面作成・配信、応募者対応など)
キャリコネ転職丸投げプラン
(レギュラープラン)
200万円

※前課金80万円+成果報酬120万円
120日(レギュラープラン)
  • 求人掲載(※)、広告配信・運用、人材紹介、求職者フォローの全てを行うため、採用難易度の高い人材を探しやすい
  • 複数の採用手法を管理する必要もなくなり、採用担当者の手間はかなり抑えられる
  • 求人原稿の掲載期間が長く、随時原稿をブラッシュアップできる(PDCAサイクルを回せる)
  • 約500社の提携人材紹介会社からも候補者が出てくるため、理想の人材に出会える確率が高い
  • SNS広告などの広告配信費用も前課金料金に含まれており、採用コストの総額を抑えられる

※プランの期間が終了しても、求人原稿は無料で掲載し続けられる

※2019年7月調査時点

「費用」のみでみていくと、人材紹介やキャリコネ転職 丸投げプランは高額にみえるでしょう。しかし、本当に高いのでしょうか。

人材紹介の場合、完全な成果報酬型なので、採用できなければ費用がかからず、低リスクです。また、キャリコネ転職 丸投げプランの場合、「求人掲載」「広告配信」「人材紹介」などの手法をひとつのプランで実施できます。採用担当者の視点からみれば採用経路はひとつだけですが、実質的には複数の手法で人材の開拓ができるので、幅広く採用ターゲットを見つけにいくことができるのです。本来は複数社に依頼するはずのところが一度に済むことを考えれば、割安といえるでしょう。

まとめ

まずは、「採用難易度」、「採算ライン」、「採用ターゲットを見つけるコスト」の3つの視点から、採用手法を見極めましょう。そして、「キャリコネ転職 丸投げプラン」なら、トータルでの費用を抑えながら採用を成功させられるのだということを主張してみましょう。上司を説得する際は、単純に支払う費用を比較するだけでは不十分。採用コストの回収時期や採用の確度まで加味しながら会話することで、上司や経営者も安心してゴーサインを出せるはずです。

キャリコネ転職丸投げプラン