採用ツール7種類を紹介|効果的な活用方法、目的や必要性

コストダウン

採用活動において、マッチする候補者の企業理解や志望度を高めるため、自社の魅力を短時間で伝えることが重要となります。この際に有効なのが採用ツールです。本記事では、そんな採用ツールの種類や活用方法、成功事例などをご紹介していきます。

目次

採用ツールとは?
採用ツールの型
 【1】PULL型(オーディション型)…求人広告、会社説明会
 【2】PUSH型(スカウト型)…スカウト送信、ヘッドハンティング
採用ツールの種類
 └<PULL型>
  求人情報サイト
  オンラインでの会社説明会
  パンフレット
  自社の採用サイト
  会社紹介の動画
  ポスター
 └<PUSH型>
  SNS
採用ツールの活用ポイント
採用ツールの成功事例
まとめ

採用ツールとは?

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採用ツールとは、企業が採用を行う際に活用する手段・道具を指します。

最近は、会社案内のパンフレットや会社説明会といった従来の方法から、SNSやトレンド求人メディアを活用した方法へと変化しています。そんな採用ツールについて「求職者と企業がコミュニケーションを行う媒体」という観点でご紹介してまいります。

採用ツールの目的

採用ツールは、企業と求職者の「接点」となり、自社への入社意欲を高めてもらうといった機能があります。主な利用目的としては……

自社について正しく理解してもらう
自社を魅力的だと感じてもらう
⇒結果「入社したい」と思ってもらう

このような機能として採用ツールは有効だと言えます。

採用ツールの必要性

少子高齢化や労働人口の減少などから、人材獲得競争が激化しています。

ことBtoBビジネスの会社や中小企業などは、一般消費者に名前を知られていないため、まず「認知」してもらうことに苦戦します。「この企業はブラックではないか?」そんな不安を持たれないためにも、自社の情報を正しく理解し、魅力的だと感じてもらうことが重要であり、採用ツールが必要なのです。

採用ツールの型

採用ツールの型式は大きく分けて2種類あり、「PULL(プル)型」と「PUSH(プッシュ)型」に分類できます。具体例と合わせてご紹介いたします。

【1】PULL型(オーディション型)…求人広告、会社説明会

一般的な採用手法である、求人広告や会社説明会などが該当します。最近は「待ち」の採用とも称されます。多くの求職者へリーチする機能がありますが、応募者の質や数は企業や求人自体の魅力に左右されます。

【2】PUSH型(スカウト型)…スカウト送信、ヘッドハンティング

自社が求める人材を特定し、企業からアプローチする型式です。スカウト配信やヘッドハンティングがこれに該当し、「攻め」の採用と呼ばれています。

ターゲット人材へのアプローチが前提となるので、応募の質は上がります。自社で取り行う場合は、コスト削減にもつながるでしょう。但し、スカウトメールの作成やメール対応、候補者フォローなど、さまざまな工数がかかる覚悟が必要です。

ターゲット人材へ確実にリーチする機能があり、想定以上の人材からの応募があることもあります。

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(書籍引用元:曽和利光(2018).『人事と採用のセオリー』P134の図表より)

採用ツールの種類

採用ツールには様々な種類や方法があります。どんなものがあるのか、型式別に代表的なものを7つご紹介します。

<PULL型>

求人情報サイト

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「リクナビ」、「マイナビ」、「doda(デューダ)」といった求人サイトは代表的な採用ツールの一つでしょう。

サイト毎に機能は異なりますが、登録会員に対してスカウトを配信できるサービスを持つサイトも。PULL型×PUSH型の両方を一気に実現できるので、採用ツールとして最初に導入しておきたいところです。

なお、スカウトメールは欲しい人材に直接アプローチできるだけでなく、待ちの採用と比較してスピーディーな採用活動が実現できるとされています。「端的でわかりやすいアピール」や「自分へのフィット感がある文面」など、ポイントや注意点についてこちらの記事でご紹介していますので、併せてご確認ください。

オンラインでの会社説明会

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新型コロナの影響により、リアルでの会社説明会を断念してWEB会議システムを利用して実施する企業が増えてきています。

オンライン説明会は、求職者が企業へ赴く手間が省けるため、参加してもらえる可能性も高く、一度準備してしまえば繰り返し行えるため、企業としてぜひ積極的に取り組みたい手段の一つです。

最近は無料で使用するものも多く登場しており、『Skype(スカイプ)』をはじめ、『Whereby(ウェアバイ)』や『Zoom(ズーム)』、『Google Meet(グーグルミート)』など各社便利なツールを出しています。このような会議システムについては、こちらの記事をご覧ください。

パンフレット

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新卒・中途採用問わず導入できるのがパンフレットでしょう。「いまどき紙なんて……」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、長期で利用することができるため、一度取り組んでおくのも手です。

紙の良さは、物理的に残るという点や、一度手にしたら何度も繰り返し見てもらえるというところです。WEB媒体と比較すると、信頼度や一覧性が高く、記憶へのアプローチが可能だとも言われています。

自社の採用サイト

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企業ホームページとは別に、募集職種や実際に働いる社員の声といった採用に特化したコンテンツや機能を備えたサイトが採用サイトです。

求人サイトはプランによって文字数や記載できる事柄に制限がある場合があります。一方、自社採用サイトの場合であれば、自社独自のカラーを打ち出すことができ、求職者にダイレクトにメッセージを届けることができます。

会社紹介の動画

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最近、じわじわと導入が増えてきているのが会社紹介の動画です。

会社概要や仕事の魅力、人材募集を端的にまとめた動画を説明会やWEB上で求職者に見せることにより、求職者が仕事のイメージや社風をより具体的に感じることができます。

ポスター

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新卒採用においてよく用いられるポスター。自社のオリジナリティ光るポスターを掲示することで、事業に共感する応募者を増やすきっかけにも。コストがかけられるようであれば、交通広告として使用し、一般消費者の認知度を高める効果も期待できるでしょう。

<PUSH型>

SNS

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Instagram(インスタグラム)やFacebook(フェイスブック)、Twitter(ツイッター)など、さまざまなSNSが登場し、ユーザー数を伸ばしています。近年は、自社を気軽に理解してもらうために、そんなSNSを活用する企業も増えています。

無料ツールのため、求職者の意外な一面を知るきっかけにもなり、企業側も比較的気軽に導入できる点が魅力です。ターゲット人材には直接メッセージを送ることも可能なので、ダイレクトリクルーティングの一つとして導入されると良いでしょう。

採用ツールの活用ポイント

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採用ツールを無駄なく効果的に活用するためには、自社の採用スタイルにマッチするツールを選ぶことが大切です。

自社の魅力を言語化する

まず初めに行っておきたいのが、自社の魅力を言語化するということです。

ここで重要なのは、事実ではなく具体的なエピソードで語ることです。例えば、「フレックスタイム制あり」といった事実ではなく、「通院など予定に合わせて15時退社もOK」など、具体的なエピソードに落とし込んで訴求するのです。

具体性があった方がリアルにイメージしやすく、求職者の心に響きやすくなります。
また、「誰に(to WHO)」対して、「どのように(HOW)」して届けるかも合わせて考えましょう。ターゲットに対するメッセージがぼけてしまうと、せっかくのメッセージも届かないので注意しましょう。

ターゲットに合ったツール選定

例えば、若手を多く採用したい場合はSNSをメインに。ポテンシャル採用でとにかく候補者を多く集めたい場合は求人サイトなど、ターゲットに即したツールを選択しましょう。

最近は同時併行で各種採用ツールを導入する企業も少なくありません。求人サイトやSNSなど、各ツールの強みをうまく利用して採用成功につなげましょう。

PDCAサイクルを回す

以上のように、欲しい人材に合わせた採用ツールの活用を考察してみましょう。

そして採用にかかったコスト・時間・費用対効果などをデータ蓄積し、のちの採用活動に活かせるようPDCAサイクルを回し、企業としての魅力度を高めていきましょう。

採用ツールの成功事例

採用ツールを活用した成功事例を3つご紹介します。自社の採用活動の参考にしてみてください。

成功事例1
  • 業界:IT ツール:SNS

社名だけでは何をやっているか分からない企業は、求人情報サイトだけでは、埋もれてしまうこともあります。これまでにない試みに挑戦することで、新しい視野が広がることもあるでしょう。

<事例1>

世界中で人気の動画サービス『TikTok』での採用活動を行ったところ、TwitterやFacebookでも拡散され、それにより、テレビ、新聞にも取り上げられた。無料の取り組みで、採用だけではなく企業広報にも繋がった。

成功事例2
  • 業界:エステサロン ツール:採用動画

未経験の若手や新卒採用の場合、具体的な仕事のイメージが沸かないこともあります。実際の動画を見る事で、自分が働く姿を想像することもできるでしょう。

<事例2>

一緒に働く人や1日の時間軸をイメージしやすくするためには、現場の社員の話しを聞くのが一番。しかし現場社員を説明会や面接に呼ぶのが難しいことも。説明会で採用動画を活用したことで、求職者に働くイメージを沸かせることができた。

成功事例3
  • 業界:保険 ツール:採用パンフレット

残念ながら、業種・職種によっては内定者の周囲から心配の声があがることがあります。ツールを駆使して誤解をなくし、理解を得ることもできます。

<事例3>

生命保険会社の内定者から、「家族が”保険会社はノルマが厳しいのでやめたほうがよいのでは。”と言われた」と人事担当者に相談があった。他社とは違う特徴や企業の思いが掲載されている採用パンフレットを家族に見せることで、保険会社への先入観を払拭でき、内定承諾に繋がった。

採用活動において、どの媒体でどのように求職者へアプローチするかは非常に重要です。しかしながら、人材業界はその採用手法やサービスも多様化しており、「どの媒体を使えば良いのか分からない」とお悩みの方もいらっしゃることと思います。

SNSやIndeedなど、最新手法も含めた候補者集めの方法については、こちらの記事で解説していますので、ぜひご参考になさってください。

まとめ

採用ツールは、「企業の魅力」「採用情報・欲しい人材」「働くやりがい」といったものを求職者に知ってもらうほか、求職者との大切な接点にもなります。企業や業界によって、マッチするツールは様々です。

どういう人材(年齢や経歴など)を欲しているか、コストはどれだけかけられるか、そして早期離職やミスマッチを防止するために、自社のスタイルを今一度見直してみるのも良いでしょう。

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